自作【電気不要】アウトドア用給湯器をDIYしてみた 使用編
更新日:2021年2月4日
こんにちは。プラスワンキャンピングカーです。
キャンピングカー内で電気を使わずお湯を作るための給湯器を作ってみた後編です。
私のキャンピングカーにはトイレやシャワー設備を後付けできるマルチルームっていうスペースがあるんですが、キャンピングカーを購入した時は、取り付け時のコストとメンテナンス、何より使用頻度を考えてオプション類はつけませんでした。
でも、シャワーなどは頻繁に使用するものではないにせよ「あったらいいなぁ」と思うことも使ってみてしばしば…
ということでちょっと面倒かもしれないけど、車内でシャワー1回分のお湯が作れればいいんじゃね?という考えにいたり、DIYで給湯器を作ってみることにしました。
前編のメイキングはこちらからご覧ください。

後編ではDIYした給湯器を使って実際にお湯を作った様子をお届けします。

アマゾンでポータブルシャワーを購入しました。
このポンプでお湯を沸かす時の循環用、シャワーを浴びる時の汲み上げ用として併用します。
こちらを購入する決め手となったのは充電式ということ。
DC12Vで稼働するものもあったのですが余計なコードが無い方がスッキリ使えると思いましたのでこちらに決めました。
フル充電で約60分稼働します。



給湯器とポンプのホースを繋げるためにシャワーヘッドを外し、ホースコネクターを取り付けます。

20Lのポリタンクを購入しました。ホームセンターで700円くらい。

タンクに水を入れて、給湯器とホースを接続したらポンプのスイッチを入れて水の中に投入します。

スタート時の水温は15℃

給湯器をカセットコンロの上に乗せて点火します。

熱効率をよくするために上からステンレスのボウルを被せます。100均で購入したボウルの底にネジをうって取手にしています。

約10分ほど経過し、水温は25℃になりました。

給湯器からはおよそ40℃くらいのお湯が出ています。

約20分経過し、水温は35℃になりました。タンク全体が暖かい感じになっています。

約30分後水温は40℃になりました。ちょうどいい湯加減になりました。

自作給湯器で20Lのお湯を30分で作ることができる! 最初はちょっと不安でしたがなんとか思うような結果が出てホッとしています。これで外出先でお風呂に入れなかった時など活躍してくれると思います。
何より電気不要で、カセットコンロと水さえあればお湯が作れるということが防災用としてもありかかと思いました。 メイキングの様子は動画でもご紹介しています。
その他キャンピングカー関連の動画もアップしていますのでご覧いただけましたら幸いです!!